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「子連れ狼」「アームドF」などで使われているサンプリングドラムについて [アミューズ(業務用)]

2000年のメールより。

「子連れ狼」や「アームドF」で使われているサンプリングドラム。 あのドラムの音は、どこから引っ張ってきたものなんでしょうか?

ウッ!突っ込んだ質問ですねぇ・・・。
結論は、“分からないー、覚えてないー”です。

さて、ここで、推理ゲームをしてみましょう。

1.Roland CM-64
2.YAMAHA RX-11
3.YAMAHA RX-17
4.Roland S-50
5.Roland SYSTEM-100Mで合成音プラス
6.YAMAHA SPX-90で、ゲート・エコーをかます

のどれかか、もしくは、組み合わせだと考えられます。
今となっては、自分でも見当つきません(笑)。

あのサンプリングドラムの音、タイトでかっこいいですよね。
キレ味が大好きです。

オオッ、ありがとうございます。
あの頃の事が、今、話題に・・・・。
やっぱり、何事も、手を抜いたらダメですねぇ。
痛感致します。

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1から順に、LA音源、リズムマシン、リズムマシン、デジタルサンプラーキーボード、アナログシンセ、デジタルマルチエフェクター。

その後、結局答えは出て(深く追って)いません。
ちなみにゲーム中のドラム音はサンプリング単体の音ではなく、
FM音源(YM3812)のいつものドラム音も同時に鳴らされています。


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「アームドF」について。作曲者・吉田健志は何思う (2) [アミューズ(業務用)]

(1)からのつづきです。

10年以上前に自身で作曲したステージ5の曲を聴いて、「面白い」という感想を持った吉田大明神。
でも、このたったひと月前には、こんな反応だったんですよ。

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とても気分悪い!の吉田です。

最近、昔の曲の事、なるおさんがよく言われるので、
今日、ギャリバン~アームドFまで、久しぶりに、
CD出して、聴いてみました。
10年ぶりぐらいかなぁ・・・・。

最初は、まあ、まあ、面白い事やってたんだなぁ・・、
ぐらいに、思ってたんですがぁ・・・・。

途中で、ウッ!・・だんだんと、気分悪くなって来ました。

そのウチ、不協和音と変拍子のオンパレードのところで、
マジであげそうになりました(笑)。<オイオイ!

アレー、なんか、ついてけないよぉ~~・・・
<マジかよ! <マジです(苦笑)。
ひょっとして、これってぜ~んぶ、クズじゃあないでしょうか?

誰だ!!こんなヒドイ物、作ったのは!!<あ、私か!(笑)
笑い事じゃあないですよ、まったく・・・・・。

なるおさんは、よく平気で聴けますねぇ・・・。
信じられないです。
信じられないほどの、パワーをお持ちですね。

自分で作った“毒”に当てられた、自家中毒ですか、
まったくの話!・・・・

ふぅ~・・・・・・・。
なんか、チョッピリ、落ち込んじゃいました。
#ヤレヤレ・・・・

しかし、作品の良い悪いは別にして、凄い事やってたんですねぇ・・・。
手前味噌ですが、我ながら、自分の過去に関心してしまいました。
<エグい、えげつないですワ、まったく(笑)。

頭痛い・・マジでまだ頭痛がします(笑)。
#しばらくじっとしとこ・・。

また、少しずつ、慣れるように、リハビリしていきます(苦笑)。

これじゃあ、なおさら、今の麻雀の曲なんか、
つまんなくて、聴けないでしょうねぇ・・。

#正直言って、私はやっぱり、作曲には向いていないのかなぁ・・・。
う~ん・・・とても複雑な気持ちです・・・。

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いやいやいや、何を言ってるんですか!ってな話です。

落ち込んでしまった吉田さん、「アームドF」の曲がどれだけいいか、ってことを力説したら、ちょっと元気を取り戻してくれました。

この2週間後、年が明け、(1)のメールへとつながるわけです。


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「アームドF」について。作曲者・吉田健志は何思う (1) [アミューズ(業務用)]

メールより。

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ステージ3の曲を、作った時は、どうしても気に入らなかったんです。

なにか、普通の感じでしたし、曲も短いし・・・・。
自分らしくないし・・・。
もしくは、もう少し、長くですが・・。
とにかく、何か、無性に替えたかったんです。

でも、“思い付かなかった”が、正直なところです。
そして、時間切れでした。

確かに「アームドF」の中ではシンプルな分異色な曲ですよね。 人気は高いですが。

あの頃は、フュージョン・ジャズ系の曲が大嫌いでした。
(今は、フュージョンも好きになってきましたけど)
だから、maj7thも、ああいう風には使いたくなかったんですがぁ・・・。
#ああ、何言ってんだか・・
 言ってる事が、メロメロになって来ましたですな。

ステージ6の曲にも当てはまるのですが、 吉田さんの曲の中では「一般受けしやすい」ですよね。 言い換えれば、「わかりやすい」とでも申しましょうか……。

あ~あ、そういう事ですか。
だったら、「一般受けしやすい」曲は、私個人的には、嫌いです(笑)。

(「アームドF」のCDを聴きつつ)

オオッ! ステージ5も、面白いですね。
この変拍子はどうなってるんでしょうか?<ホントに君が作ったのか?
曲が短いですよ。もっと、続きを聴きたいです。
<いや、メモリが・・・。

ステージ6は、なんか歌謡曲ですね。ありぃーー。
#なんか、ちょっとクサイなぁ・・・・。

その、ロボットアニメ調なのが意外で面白かったりしたんですけどね。 クサイのも狙ったのかな、なんて思って。

思い出しました。
当時「シカゴ」にあこがれていたんですね。
あのブラスを何とか表現出来ないかと・・・。

今、聴くと、マジで、なんか、他人が作ったように感じます。
無責任ですが、他人事みたいに感じます。

#これ、MIDI音源に移植しょうかなぁ・・・・。

ステージ3と6に異色な曲が混ざったことにより、 全体として引き締まった結果になったのではないか、と思うのです。

はい。分かりました。
たぶん、おっしゃる通りだと思います。
あまり、自分のセンスは、信じていない方なんで・・・。
服を選ぶ時も、自分で選ぶと、カミさんにボロクソに言われるので、
まかせています。

実際当時の雑誌でも、ステージ3と6の曲に 絶賛のコメントがついてました。

うーむ・・・・・。

後に、『マイコンBASICマガジン』には ステージ2とネームエントリーの楽譜が掲載されました。 吉田さんのセレクトだったのですか?

モチ、そうです(笑)。<皮肉ですねぇ(笑)。

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さて、このメールの10年以上前に自身で作曲したステージ5の曲を聴いて
「面白い」という感想を持った吉田大明神。

でも、このたったひと月前には、こんな反応だったんですよ。
「アームドF」について。作曲者・吉田健志は何思う (2)に続きます。


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「テラクレスタ」のラスト・スタート曲は [アミューズ(業務用)]

1999年、とある日のメールより。

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雨上がりの、昼下がりで、どっちつかずの吉田です。

「テラクレスタ」のラスト・スタート曲が、 「ムーンクレスタ」の曲のアレンジであることに いまさら気がつきました。

気がついてくれたの、なるおさんだけですよ!
それだけで、嬉しいです。
(チョッピリ、遊んでしまったのでした。でも、誰も気づいてくれない!(笑))

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2012年の今となっては比較的知られている話ですし、実際はぼくよりずっと前、1985年の発売当時にも気づいている人はたくさんいたのだと思います。でも、なかなか制作者にそういう声は届かないものなのですね。

同じような仕込みでは、クレイジークライマー2のゲームオーバー曲が、クレイジクライマーのヤラレ音のアレンジだったりします。


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『テラクレスタ オリジナル・サウンドトラック』裏話 [サントラ]

1999年12月のことじゃった。

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そうさのぅ……、むかし、むかし、そのむかし……。
おじいさんと、おばあさんが……<誰か止めて下さい!

プログラマーの“K”さんって上司がいました。
その人は、ファミコンにテラクレスタを移植した人です。

その人から、カセットを作るにあたって、いろいろ指示がありました。
「PSGの曲から、FM音源の曲にスムーズに変わるように!」との事。

悩みましたね。
それまでは、基板からダイレクトに録音するつもりでしたから……。

しかたなしに、AKAIのサンプラーに
音源をひとつひとつサンプリングして、
PC-8801mkIIで、制御しました。

だから、モロに不自然な、変な音になってしまいました。
当時の機器類では、無理があったんですね。
それに、作業の時間も、結構かかりましたね。

でも、営業から、締め切りを「ヤイヤイ」言われてたので、
しかたなしに出す事になったワケです。
「もう少し待って欲しい」と言ったんですが、聞いてもらえなかったです。

その件さえなければ、B面のオーケストラに、もっと時間を
かけられたのですが……。

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なるほど、FMの音をサンプリング。それで、あのYM3526版のような、そうでないような不思議な音ができたのですね。制作側の気持ちも、営業側の事情も分かるわたくしです。

今のところプログラマーの方のお名前はイニシャルにて。あとで書き換えるかもです。


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吉田健志、ゲームミュージックデビュー作は? [全般]

文章の編集は最低限にして、
まずはとにかく情報を出していくことを優先しています。
読んでくださってる方もその方がいいですよね、たぶん。

1999.12のメールより。

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会社では、PC-9801FAがメインで、未だに、手放せないです。
本当にいいマシンです。
PC-9821 V166 Win95版は、社内LAN用のサブ・マシンです(笑)。

ところで、『ゲーム・サウンド・ニチブツ』のライナーには、 「テラクレスタ」は「コップ01」に続いて2作目の作品だと 書いてありましたが、別の雑誌には3作目と書いてありました。 どちらがただしいのでしょうか。

たぶん、麻雀を数に、入れるか入れないかの違いでしょうね。

「テラ」が3作目だとすると、それ以前のタイトルは?

「クリスタルギャル」だと思います(※)。
<誰か“証拠ビデオ”撮ってないですかぁ?
<・・と平凡な、つまらない、ツッコミを平気でやっているよ、この人は。

ファミコンデビューは「セクロス」ですか?

そうだと思います。
いや、そうに違いない!(笑)


(以下、2012年のメール)

たぶん…………。
一番最初に担当したのは、麻雀だったと思います。
つまり、PSG玉手箱(※※)の操作を教わって、
実際に仕事をやったという意味で。

それと平行作業でほぼ同時に「コップ01」だったような……。
麻雀とアミューズは開発期間が全然違いますからね~。
だから発売年だけで考えると、アレかもしれません……。

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昔々こういった質問を積み重ねて、吉田健志さんの担当作品リストを作りました。

それを依頼を受けて友人のサイトに提供し、さらにそれが回りまわって、今日のゲームミュージック作曲者DBやWikipediaなどに転載されているとは嬉しいことです。全然知らないサイトで突然目にしたときはたまげましたが。

※2014年8月、シューティングゲームサイド誌のご依頼で作品リストを提供させていただくことになったのをきっかけに、吉田さんとともに担当麻雀タイトル第一弾を再検証したところ、「クリスタルギャル」ではないことが判明しました。その答えは……ネタバレになってしまいますので、『シューティングゲームサイド Vol.10』発売までお待ちください。笑

※※“PSG玉手箱”とは、ニチブツオリジナルの初期PSGサウンド制作システムのこと。後々この話は出てきますので、その時にまた書きますね。……と初出時は書いていたのですが、こちらも『シューティングゲームサイド Vol.10』にて触れましたので、まずはそちらをご覧いただければ幸いです。


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「制覇」のあの曲はボツ曲? [麻雀]

2012年の話です。

『ゲーム・サウンド・ニチブツ』に収録の「制覇」。 あの曲、ゲーム内に入ってますか? サウンドテストでも出ないし、 移植版のMSX2版にも入ってないし、 ボツ曲では?なんて思いはじめました。

たぶん入ってると……思います。

サウンド・テストで登録をプログラマーが忘れていたとか……。
それか、スペシャルな時に急に出るとか……。
この感じだと、ネーム・エントリーかなぁ……。
全国制覇達成時のスタッフロール的な感じにも思われます。

こんな一生懸命作った曲をボツにはしませんよ。

これは、音色の音量エンベロープをたくさん作って、
エコー的に音符ごとに音色チェンジしてますね。
ボツではないはずですよ(^^)うんうん

それに、藤原(茂樹)氏以外はボツになりませんでしたから。
自主的ボツはありましたが……。

でも、結論はお待ちください。
何か調べる方法はあるかもです。>資料ひっくり返しで

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で、実はこの直後に答えは出まして、しっかり基板の中に収録されていました。
ネームエントリー曲「グッド・ナイト」。
確認しないままの完全なるぼくの勘違いで失礼しました。

記憶って、どんどんいい加減になっていくなあ。。。
まあ、そういうことを整理するためにもこのブログを立ち上げたのです。笑
ぼくはこの曲大好きで、耳コピして「オルガーニャ」というフリーソフトで打ち込んだりしました。

ちなみに藤原茂樹氏は、「マグマックス」「テラクレスタ」「コスモポリスギャリバン」「キッドのホレホレ大作戦」「テラフォース」などの企画をされた方。いわゆる、世間的なイメージのニチブツっぽ〜い作品は氏が手がけられたと言ってもいいかもしれません。

後にハドソンに移籍され、PCエンジンの「ボンバーマン」で5人同時プレイを導入し、大ヒットさせたのは一部で有名な話。NHKのドキュメント番組「電子立国」にも登場されていましたので、直接お会いする前からお顔だけは存じておりました。某JRの駅で初めてお見かけしたとき、「! 藤原さんだ!」と一発でわかり、追いかけようと思ったくらいです。笑

そういえば「キッドのホレホレ大作戦」のアレンジ移植、「ドラえもん迷宮大作戦」がPCエンジンでハドソンから発売されていましたね。海外版の「CRATERMAZE」はサウンドもキャラも「ホレホレ」まんま。これ、製作途中から藤原さんが関わられたらしいです。



話だいぶ逸れたなあ。。。
まあ、いっか。


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ニチブツサウンドの音色はどれも同じ、とか言われるけど [全般]

1999.12のメールより。

今でも、YM3526/3812で新しい音色の制作をしておられるのですか? 過去の音色ライブラリから選んで使っているのだとばかり 思っていました。

いえいえ、なんのその。
たとえ麻雀でも、時々、音色は作っています。
少しずつ音色は、変化させています。
もっとも、目立った変化はないですが……。

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そう、ニチブツのFMサウンドって「どれも音色同じ」って言われがちですが、実は音色のバリエーション豊かなんですよ。ぼくも全部が全部聴き分けられるわけではないですけど。

吉田健志さん、船場洋志さん、小川博司さんという三名がサウンド担当として在籍していた1980年代後半から90年代半ばまでは、それぞれ一聴してどなたの曲か分かるくらい、個性的な音色や音楽性が日本物産の作品群を彩った、ファン目線ではなかなかに楽しい時期でした。

船場さんはデザイナーとして入社され、「キッドのホレホレ大作戦」で初めてサウンドに関わられた後(※)、正式にサウンド部署へ異動。業務用麻雀の「ぱにっくスタジアム」「沈黙の編隊」、PCE「ファイティングラン」、PS「ハイパークレイジークライマー」など、麻雀系やコンシューマーを主に担当。

小川さんは「クラブ90's」「トリプルウォーズ(初代)」などの麻雀系のほかは、PCエンジンの「F1サーカス」シリーズが有名かと思います。あとニチブツ最後の業務用シューティング「戦え!ビッグファイター」も担当されました。

※まだデザイン部署に在席されていた船場さんの依頼で、氏の鼻歌を吉田さんが聞き取ってアレンジ&データ化。それが「キッドのホレホレ大作戦」のネームエントリー曲となったとのこと。

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ニチブツミュージック、CDと基板でのバージョン違いについて [全般]

ニチブツサウンドは何枚かの音源(CD、レコード、カセットテープ)が発売されていたが、それらで聴ける曲は、基板から奏でられる音とはどこか違うものが少なくない。

ファンの多い「テラクレスタ」のFM音源バージョンでさえ、基板そのままのバージョンは現時点でまだ一度も収録されていない(2014年9月現在)。Beep付録のソノシートも、『ゲーム・サウンド・ニチブツ』も、『テラクレスタ オリジナルサウンドトラック』も、その他のオムニバスも。

中には『ゲーム・サウンド・ニチブツ』収録の「UFOロボ ダンガー」のように、基板とは全く異なる曲が収録されていることさえあったりする。ななななんでだろー。

1999.12のメールから。

「ダンガー」のネームエントリーミュージックが、 アーケード版とCD版とで全く曲が異なるのはなぜですか?

え???

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ううううう、思い出さないです(笑)。

そうだったんですかぁ・・・。
それは、間違いかもしれませんねぇ。<コラコラ、開き直るな!

吉田さん絡みの作品は、ヴァージョン違い、結構多いですもんね。 アーケード版とCD版で、ちょこっとアレンジ違ってたり。

これも、些細な楽しみなんです(笑)。<確信犯ですな。
ニヒヒヒと密かに笑ってやっております。<お前は、ジメジメオタクか!
よ~だ~れ~がぁ~・・・・。<汚ねぇなぁ

これでは、あまりにも不真面目で、答えになってないので、補足します。

まあ、上記も多少ありますがぁ、<多々の間違いではないの?
本音は、ちょっとでも、
良いものに仕上げたいっていうのがありましてねぇ。
<エエカッコ、言ってるよ、この人は、まったく(嘲笑)。

モーツァルトみたいに、「もう何処も手を入れるところがないよ!」、
ぐらいの才能があればいいのですが……。

「なんだ!それじゃぁ、君は未完成の作品を、売っているのか?!」
と言われると、ちとつらいところなんですが……。

後になってからも、気にいらない所があると、すぐ換えたくなります。
たとえ1音でも換えてより完璧なモノにしたいってのがありますね。
これも、“異常潔癖症 オタク的性格”のなせる技でしょうか。

答えがないので、始末に悪いです。まったくの話。
逆に音楽的な“エラー”でも出てくれれば、っていうのはありますね。

“音楽理論的バグ”は、気付かない事も多いです。
それも、実力のウチなんでしょうけど。

でも、理論って、後からこじつけたモノっていう“不謹慎な考え”も、
あったりして……。

私は、聴いてみて、心地よければ、たとえ理論が間違っていようが、
OKとします。<まさに開き直りの極致!(苦笑)
理論よりも、感性を大事にしたいですね。
とっても、“負けおしみ論”かもしれませんが……。

ビートルズの海賊盤を聴くと、ポール・マッカートニーのプレイは、
同じ曲でも、弾く毎に違っています。
試行錯誤しているのが、手に取るように解りました。
ああ、私も少しは、似ているところあるのかなぁ……と思いました。

よっぽどの天才でない限り、誰でも、
試行錯誤のくり返しのような気もしますが……。
以上、とても固い、つまらない、“岩石さざれ石的話”でした。

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つまり、「ダンガー」は、吉田さんの勘違いによる収録ミスということですね。笑

いずれ、「ダンガー」の本来のネーム入れ曲とか、ボツ版のメインBGMとか、
「テラクレスタ」のバージョン違い比較とか、ここで聴かせられるようにできるといいのですが。


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「超時迷宮レジオン」サウンド制作について [アミューズ(業務用)]

1999.11.29のメールより。

最近は、「レジオン」の曲にハマってます。

あ、レジオン、大好きです。

メイン・テーマは、
ツールが4部音符と3連が同時には入らないので、
4分音符の部分と3連の部分を2~3曲に分けて、
プログラム的に繋いでいます。

曲の終わりに来ると次の曲に飛ぶように、
曲番号を入れてるのです。

ですから、サウンドテストで聴くと、分かれた部分が聴けますが……。
……基板がないと無理ですね。
やっぱり、苦労した物ほどよく覚えていますね。

ちなみに、企画は、Yさんって方です。
この方は、今も現社員です。
今は、競艇等の外注(D社)の窓口になっておられますね。

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企画者と外注先のお名前はイニシャルにて。

Yさんは、「マイティガイ」や「レジオン」の企画者でもあります。麻雀も手掛けられていたので、『アーケード版ゲームギャルズコレクション』という笠倉出版社から発売されたムックにも顔写真付きで登場されています。ファミ通で連載されていた鈴木みそさんのマンガ『おとなのしくみ』にもそれらしき方が。

ところで「マイティガイ」、大味で何も考えずに遊べるのでぼくは大好き。基板は「コップ01」のものを再利用したものらしいです。白っぽい色の基板が珍しくて目を引きます。

そして「レジオン」の曲のグルーヴ感は、ほんと打ち込みとは思えない。エレキギターを想定していると思われる主旋律のチョーキングやアーム奏法の再現とか、今でもFM音源チップによる打ち込み楽曲としては最高峰だと思います。しかもチップはYM3526、OPLですよ。まるで4ピースバンドで奏でられているような珠玉のサウンド、いつか演奏してみたいな、と今でも時々夢見ています。


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