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「クレイジークライマー」の音声に隠された秘密 [アミューズ(業務用)]

CD『ゲームサウンドニチブツ』のライナーに、 「クレイジークライマー」のしらけ鳥の声を サンプリングして音を下げると面白いことが分かる、 と掲載されていました。

「ガンバレ!」を倍速上げて再生しているんです。
で、「ギャー」という鳴き声になっているんです。
東京の開発がやったようですね。

「クレイジークライマー2」の「ガンバレ!」という声。 あの、何人からもの声援に聞こえるような「ガンバレ!」が好きなのですが、 どうやって作られたのでしょうか?

デザインのWさんに声を頼み録音しました。
そして、テープを早回し再生し、
YAMAHA SPX-90で、コーラスか、デチューンをかけました。

ちなみに初代クレイジークライマーの方はわかりません。

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ちなみに初代クレイジークライマーはニチブツ大阪本社の開発ではなく、
東京の開発拠点だった株式会社ニチブツレジャーシステムが企画し、
今や「乗換案内」で有名なジョルダン株式会社と共同で開発したそうです。


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ゲーム業界史上初のオーケストラヒットは「ギャリバン」か? [アミューズ(業務用)]

2003年3月のメールより。

「コスモポリスギャリバン」のコイン音って オーケストラヒットですよね。 あれって、ゲーム業界史上初のオーケストラヒットだったのでは。

たぶん、そうだと思います。

オーケストラヒットを使おうと思ったのはなぜでしょうか。

フトしたアイデアだったと思いますが・・・。

オーケストラヒットのサンプリングは、 音声チップを使ってるのでしょうか。

えーと、爆発音等のサンプリングと同じです。
音声と言うか・・なんというか・・(笑)。

サンプリングといえば、脱衣麻雀の音声もですね。 Hぃやつ。

「リーチ・ロン・ツモ」ですね。
“Hぃやつ”は過去にやりましたが、
現在は、健全(笑)な方へ向かっています。

健全って。笑

その頃に比べれば、です(``);;;;

「ロン!」にしてもHぃのにしても、 どこから声は拾ってくるのでしょうか? 一作一作、女優さんがレコーディングしてるわけでもないですよね?

いえ、そうなんです。
ビデオ撮りの時、一緒に録音してしまいます。
もっとも、私はVHSテープを受け取るだけですが(笑)。

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その後、ゲームミュージック界に、オーケストラヒットの一大ブームがやってきました。どこもかしこも、どうだと言わんばかりのオケヒット。

その手法を有名にしたのは、なんといっても「ダライアス(タイトー/1986年)」じゃないかと。続いて「A-JAX(コナミ/1987年)」とか。でも、そんなオーケストラヒットを最初にビデオゲームで採用したのは、「ギャリバン(1985年)」じゃないかと今でも思っているのですがどうなんでしょう。もっと早い時期にあったよー、という情報お持ちの方、ぜひ教えて下さい。

ちなみに「ギャリバン」で使われたオーケストラヒットは、「対戦早押しクイズ ハイホー(1987年)」でもゲーム中の効果音として流用されています。

そんなニチブツがBGMにサンプリングを使えるようになるには、ギャリバンから二年、「子連れ狼(1987年)」を待たねばなりませんでした。ここではサンプリングドラムや拍子木、ティンパニなど、様々な打楽器が積極的に使われています。「アームドF(1988年)」では、BGMにオーケストラヒットが採用されています。


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