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「制覇」のあの曲はボツ曲? [麻雀]

2012年の話です。

『ゲーム・サウンド・ニチブツ』に収録の「制覇」。 あの曲、ゲーム内に入ってますか? サウンドテストでも出ないし、 移植版のMSX2版にも入ってないし、 ボツ曲では?なんて思いはじめました。

たぶん入ってると……思います。

サウンド・テストで登録をプログラマーが忘れていたとか……。
それか、スペシャルな時に急に出るとか……。
この感じだと、ネーム・エントリーかなぁ……。
全国制覇達成時のスタッフロール的な感じにも思われます。

こんな一生懸命作った曲をボツにはしませんよ。

これは、音色の音量エンベロープをたくさん作って、
エコー的に音符ごとに音色チェンジしてますね。
ボツではないはずですよ(^^)うんうん

それに、藤原(茂樹)氏以外はボツになりませんでしたから。
自主的ボツはありましたが……。

でも、結論はお待ちください。
何か調べる方法はあるかもです。>資料ひっくり返しで

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で、実はこの直後に答えは出まして、しっかり基板の中に収録されていました。
ネームエントリー曲「グッド・ナイト」。
確認しないままの完全なるぼくの勘違いで失礼しました。

記憶って、どんどんいい加減になっていくなあ。。。
まあ、そういうことを整理するためにもこのブログを立ち上げたのです。笑
ぼくはこの曲大好きで、耳コピして「オルガーニャ」というフリーソフトで打ち込んだりしました。

ちなみに藤原茂樹氏は、「マグマックス」「テラクレスタ」「コスモポリスギャリバン」「キッドのホレホレ大作戦」「テラフォース」などの企画をされた方。いわゆる、世間的なイメージのニチブツっぽ〜い作品は氏が手がけられたと言ってもいいかもしれません。

後にハドソンに移籍され、PCエンジンの「ボンバーマン」で5人同時プレイを導入し、大ヒットさせたのは一部で有名な話。NHKのドキュメント番組「電子立国」にも登場されていましたので、直接お会いする前からお顔だけは存じておりました。某JRの駅で初めてお見かけしたとき、「! 藤原さんだ!」と一発でわかり、追いかけようと思ったくらいです。笑

そういえば「キッドのホレホレ大作戦」のアレンジ移植、「ドラえもん迷宮大作戦」がPCエンジンでハドソンから発売されていましたね。海外版の「CRATERMAZE」はサウンドもキャラも「ホレホレ」まんま。これ、製作途中から藤原さんが関わられたらしいです。



話だいぶ逸れたなあ。。。
まあ、いっか。


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ニチブツサウンドの音色はどれも同じ、とか言われるけど [全般]

1999.12のメールより。

今でも、YM3526/3812で新しい音色の制作をしておられるのですか? 過去の音色ライブラリから選んで使っているのだとばかり 思っていました。

いえいえ、なんのその。
たとえ麻雀でも、時々、音色は作っています。
少しずつ音色は、変化させています。
もっとも、目立った変化はないですが……。

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そう、ニチブツのFMサウンドって「どれも音色同じ」って言われがちですが、実は音色のバリエーション豊かなんですよ。ぼくも全部が全部聴き分けられるわけではないですけど。

吉田健志さん、船場洋志さん、小川博司さんという三名がサウンド担当として在籍していた1980年代後半から90年代半ばまでは、それぞれ一聴してどなたの曲か分かるくらい、個性的な音色や音楽性が日本物産の作品群を彩った、ファン目線ではなかなかに楽しい時期でした。

船場さんはデザイナーとして入社され、「キッドのホレホレ大作戦」で初めてサウンドに関わられた後(※)、正式にサウンド部署へ異動。業務用麻雀の「ぱにっくスタジアム」「沈黙の編隊」、PCE「ファイティングラン」、PS「ハイパークレイジークライマー」など、麻雀系やコンシューマーを主に担当。

小川さんは「クラブ90's」「トリプルウォーズ(初代)」などの麻雀系のほかは、PCエンジンの「F1サーカス」シリーズが有名かと思います。あとニチブツ最後の業務用シューティング「戦え!ビッグファイター」も担当されました。

※まだデザイン部署に在席されていた船場さんの依頼で、氏の鼻歌を吉田さんが聞き取ってアレンジ&データ化。それが「キッドのホレホレ大作戦」のネームエントリー曲となったとのこと。

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