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ニチブツサウンドの音色はどれも同じ、とか言われるけど [全般]

1999.12のメールより。

今でも、YM3526/3812で新しい音色の制作をしておられるのですか? 過去の音色ライブラリから選んで使っているのだとばかり 思っていました。

いえいえ、なんのその。
たとえ麻雀でも、時々、音色は作っています。
少しずつ音色は、変化させています。
もっとも、目立った変化はないですが……。

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そう、ニチブツのFMサウンドって「どれも音色同じ」って言われがちですが、実は音色のバリエーション豊かなんですよ。ぼくも全部が全部聴き分けられるわけではないですけど。

吉田健志さん、船場洋志さん、小川博司さんという三名がサウンド担当として在籍していた1980年代後半から90年代半ばまでは、それぞれ一聴してどなたの曲か分かるくらい、個性的な音色や音楽性が日本物産の作品群を彩った、ファン目線ではなかなかに楽しい時期でした。

船場さんはデザイナーとして入社され、「キッドのホレホレ大作戦」で初めてサウンドに関わられた後(※)、正式にサウンド部署へ異動。業務用麻雀の「ぱにっくスタジアム」「沈黙の編隊」、PCE「ファイティングラン」、PS「ハイパークレイジークライマー」など、麻雀系やコンシューマーを主に担当。

小川さんは「クラブ90's」「トリプルウォーズ(初代)」などの麻雀系のほかは、PCエンジンの「F1サーカス」シリーズが有名かと思います。あとニチブツ最後の業務用シューティング「戦え!ビッグファイター」も担当されました。

※まだデザイン部署に在席されていた船場さんの依頼で、氏の鼻歌を吉田さんが聞き取ってアレンジ&データ化。それが「キッドのホレホレ大作戦」のネームエントリー曲となったとのこと。

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